「会議に関するアンケート」のご回答をありがとうございました

『会議での”決める”をデザインしなおす』 とタイトルをつけた事務所通信9&10月号では、

事前に、経営者さま方に、アンケートを実施しました。

 

アンケート内容は、

まず、

①御社で開催される会議時間とカンタンな集計のトライ、

そして、②会議時間に当たる人件費の計算のトライ&計算後の感想

(実際に金額を明示していただいたわけではありません)

③’ざんねん’な会議と思う具体事例

④過去に改善してうまくいったご経験

⑤未実現だけど理想的な会議

⑥会議の定義(会議とは○○○である)

 

といった事項をご質問させていただきました。

 

具体的な回答はここでは掲載しませんが、

やはり、会議時間のトータル時間を勤務時間のなかで総合的に(生涯的に)捉えていらっしゃった方は

少なかったと思います。

経営者であれば、そこに、「人件費」という概念が伴いますので、

その点も計算し、予想以上に会議時間に貴重な時間が費やされていた、と気づかれた経営者さまは多かったように思います。

 

③の”ざんねん”な会議、と思われる会議はこれまであったか、という質問に対し、

7割があったと回答し、

・会議という報告会化 すなわち、会議の形骸化 という回答が多く、

・会議のあとのアフターフォロー体制がない点

また、

・決まった人がいつも発言、受け身的

という回答も目立ちました。

 

また、④の、過去の改善成功例では、

・会議資料の事前配布による時間の省略

・事務局の適切な人選

・スケジュールをしっかりと共有

・終了時間を事前に組み込む

・最も発言しない人を議長に指名

・起立したまま会議を開催

等、ダラダラ時間を回避させる対策や、発言の促進 などの工夫点が見られました。

 

⑤未実現だけど理想的な会議例では、

・活発な意見交換ができたらいい

・創造的、将来性ある本気で奥深い会議

・業界の規律の厳しさを新人に教えていける会議

・フィロソフィ教育

等、確かに、社員も楽しくて創造的になれる会議が開催できたらうれしいですよね!

 

最後の⑥の 会議の定義では、

経営者のカラーがとても反映されたキーワードがたくさんありました。

なかでも、スゴイなと感じたのは、

「社員の想いを一つにする場」と回答された経営者。

 

情報の共有や、意思の統一、といった定義づけが目立ったなか、

しっかりと真摯に経営に向き合い、絶えず努力を重ねられていて

一生懸命な経営者の姿が想像できます。

 

経営者のみなさま、忙しいなか、そして、コロナで不安いっぱいだらけだった時分に、

アンケートをご回答、どうもありがとうございました<m(__)m>。