注意したい、会計人の『マインドセット』

以前、会計士協会での(オンラインでの)研修で、『マインドセット』というテーマを受講してみて、

とても興味深かったです。

 

『マインドセット』とは、自分についての信念、まさに、”心のあり方”

自分自身のマインドに向き合うこと。

 

 

『マインドセット』には、二つのパターンがあって、

「停滞型マインドセット」

「成長型マインドセット」

 

前者は、自分の能力は(あたかも石版に刻まれたように)固定的で変わらないと信じている人がもつ信念

そして、後者は、

自分の能力は努力次第で伸ばすことができると信じている人がもつ信念

 

後者は、努力しだい、どんどん自分の可能性を引き出すことができる、と(自分で自分を)信じること。

 

まさに、「能力を未来進行形でとらえる」ということにほかなりません。

 

これは、幼児教育で有名なドイツの哲学者シュタイナーが提唱したものですが、

幼児だけでなく、大人になっても成長できるためのヒントを授けたのですね!

シュタイナーといえば、「社会彫刻」という思想を唱えたヨーゼフ・ボイスへ影響を与えた人でしょうか・・・?)

 

それで、この講座を受けて本当に注意しなければいけないな~、と感じたのは、

私たち会計人や、会社等で経理などの総務系を担う人たちの『マインドセット』。

 

私たちの仕事の信念=「失敗してはいけない」

という『マインドセット』に往々にして陥りがち。

 

じつは、この「失敗してはいけない」は、成長という視点からは離れ、

前者の「停滞型マインドセット」に当たるのだとか。

 

自分の成長の可能性を信じて自分を向上させる!

というよりは、

あぁ、間違い起こさなくてヨカッタ!! 無事、終了~~\(^o^)/

という思考循環にたしかに陥りがちになっています。

 

そこで、大事なのは、そのマインドセットにいつの間にか陥ってないか、安住していないか?

と、自分をフィードバックさせることが大事!

 

そして、自分を成長させる何かを始めてみること。

(そう、私が芸大生になったように(#^.^#)!?)

 

そのことに、やはり 常時、気を張って注意しないな、と思いました。