会社の健康診断②

新しく始まりました、「会社の健康診断」シリーズ。

人間と同じように会社も定期的に健康診断を行っておくことにより、会社の健康状態(財政状態や経営成績等)を把握することができることがわかりましたね。

 「会社の健康診断①」では、貸借対照表から、会社の財政状態(健康状態)がどんな状態なのかを説明しました。

例えば、「固定資産」が「固定負債と自己資本の合計額」を超えて大きく膨らみ、それに伴って「流動資産」よりも「流動負債」が大幅に上回ってるような財政状態の場合、資金繰りの悪化が懸念が予想されます。

このように、貸借対照表から財政状態(健康状態)を把握することができます

そのためには、タイムリーな会計情報が必要となりますのでぜひ、自社で会計もしてみましょう

 

今回の「会社の健康診断②」でも「会社の健康診断①」同様に、例題を使って貸借対照表から、会社の健康状態(財政状態)を説明します。

 

●会社の健康診断② ~貸借対照表から、会社の健康状態(財政状態)を診てみよう②~

 

例題:流動資産の内訳で、現金や預金、その他の流動資産と比べ、売上債権(売掛金など)の割合が大きい場合

 

このような場合①売上債権の回収がおろそかになっている」ことや、「②売掛金等の回収サイクルが長くなっている取引先がある」といったことが要因となっていることがあります。

この、売上債権が大きく増加しているような状態が続くと資金繰りの悪化が予想されます。

 

売上債権の管理をしっかり行っていくことも会社の健康を維持するのに大切なりますので、気を付けて見てみましょう。

 

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