あるある:桜にまつわる”身勝手”な「時間感覚」

今年の桜の開花は例年よりも早いぞ!

こんなご時世だけど・・

いや、こんな閉そく感ある日常だからこそ・・

「花見行きたい!!」 と色めきたつ この時期の日本人

 

平日、働く人たちにとっては

どうぞ 桜(ソメイヨシノ)よ、休日の週末にジャスト、見事に咲いてくれ~

と願い給ったりする。

たとえば満開日が、週末最終日である日曜日が雨天の予報だったりすると、

雨が降る前の土曜日に 見ごろを迎えてくれ~

と切実に願う。

 

金曜日の朝のニュースで「現在、4分咲です」なんて流れると

早く、早く 咲いてくれないかな~(急いで 急いで)

と(必死に)願ったりする。。

 

しかし、残念ながら期待を外れて、週末にまだ満開を迎えていなかったら・・・?

 

次の週末まで桜はもつのか・・・

あるいは、今週の平日中に、仕事を抜けて 満開の桜を満喫するか・・・

いずれにしろ、

桜の花よ、散らずに、時間を遅めてくれ~

時間よ どうぞ ゆっくり ゆっくり ・・・

 

こうして人間が悶々と複雑な思いを巡らすなか -

 

桜は  季節の風に吹かれ 雨にも打たれて

太陽と月の光とを浴び

自然の時間のなかで 花を咲かせて

そして散らせていくだけ なんですけど