「GTD」で”二念を継がない”の意外な作用!?

今年に入り、やっと(^_^;)、オリジナルの事務所通信1&2月号ができました。

 

今回のテーマは、 ”生産性の向上” を テーマとしてチャレンジしてみたいと思います。

 

”生産性の向上”といっても、取り組むべき視点は多岐に渡りますが、まずは、一番、プリミティブな着目点としては、

”今、働いている自分が、自らの生産性を上げる” ことだと思います。

 

 

・・・ということで、今回号では、 「GTD」という仕事術をご紹介しております。

 

 

「GTD」は、“行動を変える”ことで、自分の「生産性を向上」させるツール。

 

アメリカの生産性向上コンサルタントのデビッド・アレンが提唱する「タスク」と「プロジェクト」を整理して管理するツールです。

 

ツールといっても、原理、考え方のほうに近いので、具体的なツールとしては、

ノートや手帳など、アナログのほか、種類豊富に提供されている、デジタルツールを用いることになると思います。

 

要は、情報の整理術、ですね。

 

私自身、完璧に運用しているわけでは決してなく、ちょこちょことカスタマイズして利用しているのですが、

 

そうしていて気づいたことは、

 

「情報」とは、単に外部から与えられたモノやコトの情報だけでなく、自分のなかで生まれた”感情”や”観念”も一つの「情報」としてとらえたこと。

 

そういった、自分の”内”と”外”からの さまざまな「情報」は、きちんと意識して”交通整理”していないと、

自分自身で、自らエネルギーを消耗してしまうんだなぁ、と気づきました。

 

 

「GTD」は、そういった、自分と関わる「情報」を入口から整理していきます。

 

そのプロセスにおいて、自分に取り巻く様々な「情報」をいったん、冷静に、客観的に眺めることができるのですね。

 

「GTD」では、実際はワークフローをたどって、仕事を管理していくのですが、そのスタート地点で、

「これはなにか?」 とか

「本当に行動することが必要か?」

という質問がでてきます。

 

その中にある「行動」は そのまま「自分の内に起こった観念」とも言い換えることができると思います。

 

いろいろと大きく、思いめぐらして混乱する前に、

「”今、自分の内に起こった観念”は自分にとって必要か?」

と自分に質問する。

そうすることで、「二念を継がない」という良いストップ作用が働くメリットもあると思います^^。

 

 

 

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