会社の健康診断㉔

ここ最近寒い日が続いていますが、今日は特別寒いですね。ニュースを見ると12月並みの寒さのようです。

 

体調を崩されないよう、暖かい恰好をして今日も張り切っていきましょう!

 

 

 「会社の健康診断㉓」では、今まで説明した「変動損益計算書」から診ることのできる会社の指標「損益分岐点」について説明しましたね。

「損益分岐点」とは、損益がトントン、つまり、経常利益がゼロになる点をいいます。このときの売上高を「損益分岐点売上高」といいます。

「損益分岐点売上高」は「損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率(限界利益 ÷ 売上高)」の計算式で算出しましたね。

つまり、この「損益分岐点売上高」がわかることにより、どのくらい売上高があれば、固定費まで賄えるのかがわかります。

 

今回の「会社の健康診断㉔」でも、「損益分岐点」を使って会社の健康診断をしていきましょう。

 

●会社の健康診断㉔~損益分岐点を診てみよう②~

 

このぐらいの利益を目標としているけど、どのくらい売り上げが必要なのかと思ったことはありませんか?

そういった疑問を「損益分岐点(損益分岐点売上高)」を求める算式を応用することにより、概算ではありますが、算出することができます。

 

下記の計算式の前提として、目標利益は経常利益の時点とします。

 

目標の利益を達成するための売上高 = (固定費 + 目標利益) ÷ 限界利益率(限界利益 ÷ 売上高)

 

 このように、目標の利益額を達成するためにどのくらい売上があれが良いか目安があるとわかりやすいですよね。

 

次回の「会社の健康診断㉕」でも引き続き、「損益分岐点」を使って会社の健康診断をしていきます。

 

 

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