会社の経営に役立つ「管理会計」をしよう③

●「変動費」と「売上原価」費用構造

 

「変動費」とはどういう費用だったか覚えていますか?

 

そう、「変動費」とは、売上に比例して増減する費用(直接費)でしたね。

 

製品などを売り上げたら、その分売上原価は増えるんだから、「変動費」=「売上原価」だろうと思うかもしれませんが、実際は違います。

製造業や建設業では「財務諸表」の1つである「製造原価報告書」を作成します。

この「製造原価報告書」には、製品を作るための材料仕入高や、製造に携わる従業員の人件費、製造にかかる諸経費が記載されています。それらの費用を合算等をすると「当期製品製造原価」が算出されます。この算出された「当期製品製造原価」が損益計算書の「売上原価」に記載されます。

 

つまり、売上原価の中には、材料費、副材料費など、売上に比例して増える費用である「変動費」と、従業員の賃金(給与)といった人件費や水道光熱費や減価償却費などといった経費など売上とは関係なく発生する費用である「固定費」含まれています

 

そのため、「変動費」=「売上原価」ではないのです。

 

うちは製造業だから関係ないと思う方もいるかと思いますが、「変動損益計算書」の販売費及び一般管理費の中に、売上に比例して増える費用が含まれていることがあります。

 

そのため、業種また会社ごとに費用構造(変動費と固定費)は異なりますので、「変動損益計算書」を作成する際には、一度会社の費用を確認してみましょう。

 

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