〇〇にあらがうのは楽しいのか?それとも・・・?
5月から6月にかけて、日経新聞ではAIの将来的な脅威や未来像が描かれていて、
真夏のホラー!?並みに背中がゾっとする内容がずらりでしたね。。。
5月には棋士とAIの関係の記述があって、
AIの知恵 VS 人間の創造力 という興味深いテーマでした。
AIが不利と評価する”振り飛車”(飛車を横に大きく動かす)をあえて
30代の棋士が採用し(いわゆる不利戦法によって) 善戦している、というお話。
私は将棋の知識はないのですが(^^;
最近の将棋界では、
AIが示す有利な戦法を棋士が”暗記”し、いかに再現できるかが勝負に直結する、らしい。。
なんてクールな世界・・・
そういった傾向が高まると
『実践で蓄積してきた感性を捨てざるを得ない』
という佐藤天彦九段の言葉が重い!!
AI台頭のため、今まで長い時間の積み重ねで培われた感性を捨てるなんて
悲しいことだと(非常にもったいない)と思います。
単に勝負に勝てばOK、ということではなく、
『「最善」や「真理」の追究は将棋の醍醐味だが、
試合の中で生まれるひらめきこそが楽しさにつながる。
それはどんな分野にも通じる喜びだろう』
という記事にある言葉がとても印象的、でした。
このままでは棋士もファンも減っていくのではないでしょうか?
・・・ まぁ、私は知識も経験もないのですがね・・・