その”まなざし”はどの方向を向いている?

・・・たとえば、ここに「包丁」がひとつあって、

ある人がこれを使えば、とてもおいしい料理をつくる、とてもありがたい道具なの けれども、

一方では、それを使う人によっては、かんたんに人を傷つける恐ろしい凶器にもなりうる。

 

「使う人の心」によって、道具はまったく違った用途になりうるのだから、

道具を使う人の心のあり方がとても重要!

というたとえ話を以前、聞いたことがあります。

 

 

まぁ、ここまで極端でなくとも、

私たちは、自分の心の実態がどこに位置して 普段過ごしているのかなぁ、とふと立ち止まって考えることが大事だと思います。

 

”心の置き場所” は、言い換えれば、 ”まなざしを向ける場所” とも言い換えることができますね。

 

手段が同じであっても、(真の)目的は違っていて、

 

心の底では、自利だらけであったり、

一方では、人のほんとうの幸せを望むことが根底にある人だったり・・・

 

意外と察知できますよね~。

 

けっこう、私たちは、心の奥で、他者の心の置き場所をきちんと覗けたり、するのではないかと。

 

 

表面的に、ことばに出さなくても、以心伝心で伝わってしまい、

自然と、”類友”として仲良くなっていたり、してね。

 

私のばあい、たくさんの読書をしていると、著者の ”まなざしを向ける場所” が、読んですぐに判っちゃったりするようになったり・・・。

 

 

”動機、善なりか。”

は、なにも大きな意思決定をする場面だけじゃなくて、

 

ふだんの行動やことば から しぜーんと滲み出たりしている、ということに ふと気づきました。

 

 また、その人の”真なる心の置き場所”をきちんと洞察できるように、

自分の感覚を磨いていくことも大事ですね~。

 

赤い服を着た女児

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