「小規模事業者持続化補助金」の公募が始まります!

 「小規模事業者持続化補助金」について、平成27年度補正予算分が今月下旬から、申請が予定されています。

 

①小規模事業者持続化補助金とは・・・?

 

 小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が、商工会議所と商工会の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って販路開拓に取り組む費用の2/3を補助するものです。その補助上限額は50万円です。

なお、従業員の処遇改善、雇用増大などの取り組む場合の上限は100万円になります。

 

②小規模事業者とは・・・?

 

小規模事業者とは、製造業その他の業種に属する事業を主たる事業として営む商工業者(会社・個人事業主)であり、常時使用する従業員の数が20人以下(卸売業、小売業、サービス業に属する事業を主たる事業として営む者については5人以下)の事業者を指します(^^)/。

 

③補助対象となりうる取組事例のイメージは・・・?

 

・販促用チラシの作成、配布

・販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告)

・商談会、見本市への出展

・店舗改装(小売店の陳列レイアウト改良、飲食店の店舗改修を含みます)

・商品パッケージ(包装)の改良

・ネット販売システムの構築

・移動販売、出張販売

・新商品の開発

・販促品の製造、調達 etc・・・などです。

 

④提出すべき申請書は・・・?

 

平成26年度補正分の情報からでは、以下の書類を添えて申請することになっています。

・経営計画書
・補助事業計画書
・事業支援計画書
・補助金交付申請書

 

 

採択率は公表されていないものの、予想より申請しやすい補助金ではないか、というのが感想です。

 

事業の目的は「持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者の地道な販路開拓の取り組みを支援するため」です。

「持続的な経営」は経営者なら誰しも、大きなテーマですね。

「経営」をする以上、”継続的に” 社会に、社員に、幸せを還元する、という役割を担っていますから(^^)/。

 

補助金は経営の「ゴール」ではありませんが、「持続的な経営」という目的のため、経営計画にチャレンジしてみるという意義はとても大きいと思います。

 ノートと電卓(経理)