会社の健康(指標)を診てみよう⑭

昨日、今日と先週の暖かさとは一転とっても寒くなりましたね。寒暖差が激しいと体調を崩しやすいので体調管理には気を付けていきましょう。

それでは、今週も張り切っていきましょう!

 

「会社の健康を診てみよ⑬」では、長期的な資金繰りの指標として、「固定長期適合率」について説明しましたね。

今回の「会社の健康を診てみよう⑭」では、損益分岐点から会社の健康を診てみましょう。

 

会社の健康を診てみよう⑭~損益分岐点から会社の健康状態を診てみよう1

 

・損益分岐点

 

「損益分岐点」とは、損益がトントン、つまり、経常利益がゼロになる点をいいます。このときの売上高を「損益分岐点売上高」といいます。

「損益分岐点売上高」は下記の計算式で算出します。

 

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率(限界利益※ ÷ 売上高)

※限界利益 = 売上高 - 変動費

 

つまり、この「損益分岐点売上高」がわかることにより、どのくらい売上高があれば、固定費まで賄えるのかがわかります

 

ちなみに、「変動費」とは、売上に比例して増減する費用(直接費)で、代表的な費用として、材料費や外注費などがあります。「固定費」とは、売上高とは関係なく発生する費用で、代表的な費用として、給与・賞与や、水道光熱費、減価償却費などがあります。

 

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