会社の健康(指標)を診てみよう㉘

先週の土曜日は春の陽気でしたが、昨日と今日は雨で1週間の中で大分寒暖差があり、体調を崩しやすい時期ですが体調はいかがですか?

3月に入り、より一層忙しくなる時期ですので、体調管理に気を付けたいですね。

それでは、今週も張り切っていきましょう!

 

「会社の健康を診てみよう㉗」から、指標ではなく、前月や1年前など過去の「貸借対照表」と今の「貸借対照表」との比較のチェックポイントとして「売上債権編」について説明しましたね。

 

今回の「会社の健康を診てみよう㉘」でも、指標ではなく、前月や1年前など過去の「貸借対照表」と今の「貸借対照表」との比較でのチェックポイントを診てみましょう。

 

会社の健康を診てみよう㉘~貸借対照表から会社の健康状態を診てみよう②~

 

・買入債務編

 

まずチェックすべきところは、買入債務の増減額の分析です。

買掛金や支払手形などの買入債務の残高が増加するということは、「損益計算書上の仕入金額」に対して、買入債務の増額分だけ支払額が少ないこと意味し、手元資金にとってはプラスの効果になります。

逆に、買入債務の残高が減少していた場合、その分だ「損益計算書上の仕入金額」よりも多く支出したことになり、手元資金にとってはマイナスの効果となります。

買入債務の増減額の分析をする際、仕入先別に買入債務の残高を管理している場合には、仕入れ先別に買入債務の増減額を見てみましょう。

 

この他に、不要な仕入がないかもチェックしましょう。不要な仕入がある場合、過剰在庫となる場合もあるので是非チェックしてみましょう。

 

 

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