会社の健康(指標)を診てみよう㉖

朝晩はまだまだ寒さが残っておりますが、日中はだいぶ暖かくなりましたね。

そうなると、気になるのが花粉ですよね。花粉ももう飛び始めているなんてニュースも流れていましたね。

 

それでは、今日も張り切っていきましょう!

 

「会社の健康を診てみよう㉕」では、収益性の指標として、「総資本回転率」について説明しましたね。

 

今回の「会社の健康を診てみよう㉖」でも、収益性の指標から会社の健康状態を診てみましょう。

 

会社の健康を診てみよう㉖~収益性の指標から会社の健康状態を診てみよう②~

 

・総資本経常利益率

 

「総資本経常利益率」とは、投下した資本で当期どれだけ経常利益(会社が通常の事業活動を行うことによって得た利益)生み出したのかを診るための指標となります。

 

「総資本経常利益率」は下記の計算式で算出します。

 

総資本経常利益率 = 経常利益 ÷ 総資本 × 100 

 

上記の「総資本経常利益率」の計算式を分解すると「総資本回転率」と「売上高経常利益率」に分解することが出来ます。

 

「総資本回転率」では資本効率を見て、「売上経常利益率」では利益率を見るため、2つの面から収益性の高さや低さを見ることができます

「総資本経常利益率」は高い数値の方が良いことになります。そのため、この指標の数値が低い場合には、何が要因なのかを見ていき、改善をしていきましょう。

 

※当ブログ上の情報は記事作成時の法令などに基づいて作成しております。また、税法の改正や個々の事情により掲載の内容と異なる場合があります。当ブログおよびその内容に関し如何なる保証もいたしませんのでご了承ください。

 

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*

お気軽にご相談下さい。
公認会計士・税理士 権田 俊枝

〒373-0853
群馬県太田市浜町3-6
太田商工会議所会館4階

tel.0276-49-5575
fax.0276-49-5576

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*