「会社の健康を診てみよう㉔」では、運転資金に関する指標として、「必要運転資金」について説明しましたね。

 

企業活動をするために、自己資本などの資本を使い、商品や材料などを仕入れたり、車などの固定資産を購入するなど様々なものに投資をしまね。この投資した資本がどれくらいの利益をもたらしているのかを診るのが、「収益性の指標」となります。

今回の「会社の健康を診てみよう㉕」からは、収益性の指標から会社の健康状態を診てみましょう。

 

●会社の健康を診てみよう㉕～収益性の指標から会社の健康状態を診てみよう①～

 

・総資本回転率

 

「総資本回転率」とは、投下した資本が、売上として何回回収したを示す指標となります。

「総資本回転率」は下記の計算式で算出します。

 

総資本回転率　＝　売上高　÷　総資本

 

この「総資本回転率」の比率が高いほど、投下した資本が効率的に活用されていることになります。

業種によって「総資本回転率」の目安は異なりますが、低くても１回転できるようにしていきましょう。

 

投下した固定資産やたな卸資産などが効率的に活用されていのかチェックしてみてください。

 

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