会計初級の書⑦~費用はどの時点でとらえるの?①~

西日本では、梅雨明けになりましたが、関東ではまだ梅雨明けにはなっていませんが、真夏と同じくらい暑い日が続いていますね。

特に外でお仕事をされている方は、熱中症に気を付けなくてはいけませんね。今年は特に暑い夏になるので注意が必要です。最近では、ひんやりグッズが数多く出ているので、そういったグッズを使いつつ、水分補給をしっかりして、この夏を乗り切っていきましょう!

 

会計初級の書⑥」では、損益計算書の構造その3として、損益計算書にある5つの費用について説明しました。

 

「会計初級の書⑦」では、費用はどの時点でとらえるのかについて説明をします。

 

●費用はどの時点でとらえるの?~問題編~

 

ホームセンターやコンビニでちょっとした、事務用の消耗品費を現金で購入したり、問屋さんから商品や材料の仕入れなど、会社経営をするうえで、様々な費用が発生します。

 

そういった、様々な費用が発生し、その結果が、損益計算書に表示されることになります。

 

では、損益計算書に費用として計上できるのはどのタイミングだかわかりますか?

 

①コンビニなどで消耗品を購入し、すぐに現金等を支払うパターンもあれば、②7月までに購入した消耗品の合計額を8月の末日に支払うというように、手元には消耗品があるが、支払いは翌月というパターンもあります。

特に難しいのが②のときのパターンです。この②のパターンは、商品や材料等を仕入れる時に多いので、下記の例題では、商品として問題を出しますので、是非、この問題を考えてみてください。

 

では、下記の例題を見てみましょう!

 

例題:7月に商品Aを仕入れ、代金は8月に支払う場合、どのタイミングで費用になりますか?

(その7月に仕入れた商品Aは、7月中に全部売れたと仮定します)

 

①商品Aを仕入れた時

 

②商品Aの代金を支払ったとき

 

答えは、「会計初級の書⑧」にて記載します。

 

費用の発生するタイミングをしっかり把握し、損益計算書に記載することによって、会社の経営状態を正しく見ることができるようになるので、是非、考えてみてください。

 

 

 

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