人は時空を超えたロマンが好き?♪

 ちょっと遅ればせながら、先日、映画「君の名は。」を観てきました。

”今さら、観ていないなんて言えない”・・・という、ネット上で繰り広げられていたプレッシャーに 耐え兼ねた夫は、もう、行くっきゃない!という勢いでした(笑)。

 

まだ、映画を観ていない方もいらっしゃるので、もちろん細かなことは言えないのですが、

時空を超えて、人と人とがつながりあうこと。。。

誰でも心のどこかでその魅力を感じるし、探し求めていることなのでしょうね。

 

一方から見れば、未来から過去へ向かっている。

もう一方の視点では、未来から過去へ、と。

どこかゾクゾクというか、ワクワクする胸騒ぎのような感覚を覚えます。

 

茂木健一郎の『セレンディピティの時代』という著書の中で、「胸騒ぎ」という言葉について、

「胸騒ぎ」とは、世界が揺り動かされる、あるいは、自分が何かに触れて変化してしまうことへの予感が引き起こすものといっています。

 

興味深かったのが、

「扁桃体の活動」として脳科学的に考えると、「胸騒ぎ」という未来を想い予感することと、過去を思い出す部分が、とても近いところで起こっているようなのです。

 

つまり、”未来を予測し、予感する”という心の動きと、”何かを思い出している状態”は、脳の活動として見れば、非常に似ている。

だから、未来を思うことは、無意識に、過去を思い出していることと同じであると。

 

 私たちは、最初赤ちゃんで生まれてきたわけですが、(大人になった)今では信じられないような猛スピードでめまぐるしい成長を遂げて大人になっていくわけですね。

その、物凄い変化を自分自身は、過去の記憶にちゃんと持っていて、未来の変化を実は、どこかで望んでいるのかもしれません。。。

 

 

 

私たちは一般的に、未来に対しては、”今”よりも希望を抱くことができます。

その希望感は、実は、過去の記憶から来ているなんて、おもしろいなと感じました。

過去と未来はつながっているのですね・・・

まるで一本の組み紐のように?(*^_^*)。

 

ところで、映画『君の名は。』の映像でのポイントは”光”。

太陽や星の光が、まるで登場する人の心の奥にある”光(と闇)”を反映しているようで、すばらしい新海ワールドでした!!

 

 

 ウユニ塩湖の星空の下で手をあげる観光客

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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