”将来像”は例外なく、”スマート化”の方向性で・・・

6月23日に、国税庁は、「税務行政の将来像」についての資料を公表しました。

 

将来像のキーワードは「スマート税務行政」

 

ICT、AIの進展、マイナンバーの導入や経済取引のグローバル化 など、環境の変化(激変!)に伴って、

税務行政のミッションを果たすために、その時代にあった、課税や徴収の個々の課題への的確な対応や、また、行政の透明性の観点から、このような中長期的(おおむね10年)な目指す将来像を公表した、とあります。

 

たとえば、将来は、AIを活用して 納税者がネットを通して相談できるようにしたり、相談内容を分析して適切な回答をしてくれたりするシステムや、また、

税務調査の分野でも、AIの活用を目指し、過去の情報を分析して、調査の必要度が高い企業や個人をAIが判定する。

従来のベテランの職員のノウハウを、AIに学習させていくのだそうです。

 

まさかっ! ・・・ではなく、やっぱり・・・ですね(^_^;)。

 

新聞記事を読むと 把握しきれないくらい、 ”〇〇業務・・〇〇事業・・〇〇分析・・〇〇 ・・・ にAI活用”

とお決まり文句のような文面文面文面・・・。

 

 だから、税務行政の分野でも、むしろ 自然な流れなのかもしれません。。。

 

いまや、複雑怪奇となった税法関連の解釈がAIによって矛盾なく可能になるのならば、AI化は歓迎してしまうべべき流れ、なのですが、

 こうした分野でも、どんどん人間が不要になっていく。。。というのはちょっと悲しいですね。

 

 ”スマート化” してくべきところはどんどん進める必要があるけれど、すでに人間の英知を超えたAI君がさまざまな舞台で台頭していく社会。。。

 

 

だから・・・

 

よし、私たち(人間)も負けずに”スマート化”するぞ!

 

という方向性は 人間界?では やはりあまり正しくないのかもしれませんね。

 

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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