秋の風に、まだ夏の強い日照りが続いた１０月初旬、埼玉県比企郡にある小川町の下里分校に行ってきました。

平成２３年、すでに廃校になった下里分校ですが、明治７年に開校後、昭和３９年に校舎を新築したものが現存し、現在は、NPO法人が管理・運営を行っているようです。

 

穏やかに、学び舎のぬくもりような形跡が確かにあります。

子どもたちの明るい声が今にも校舎から聞こえてきそう・・

 

ちょうどこの日は、『無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会』の参加の方々が校庭に集合し、駐車場はいっぱいでした。

 

写真には撮りませんでしたが、校舎のすぐ横に川が流れ、背後には悠々とした緑の山々を望むことができます。

 

自然に囲まれた学び舎って、本当に贅沢だなぁ～と＾＾。

 

でも　現在では、近くに川が流れていたら　事故や災害のために危険視され、”校舎の立地”としてはふさわしくない、と判断されるんだろうな・・・。

けれど、伸びやかな環境って、教育にはとても大切なんだろうと思います。

 

校舎の脇の建物内のカフェで　給食のランチメニューがありましたので立ち寄りました。

 

左下に添えられた おからサラダ がみずみずしくて美味しかったです！

 

自宅からちょっと足を延ばして行ける気軽な『リトリート』として、快適な週末でした。