老いては(将来は)子(AI)に従え・・・??

以前、大きな会社のクライアントでお仕事をしていたとき、その会社の担当者がこんな意味深な発言をされていました。

「私たちは、コンピューターを操作しているんじゃなくて、コンピューターに操作されているんです。」

・・・もう、20年近く前のこと。

その言葉に、私は、当時、それなりにドン引いたのでありました(^_^;)。

 

 

先日の新聞の記事には「仕事が消える日」と題して、インドITの会社では、昨年はAIの本格導入がきっかけで、8,000人分以上の仕事が消えた、とありました。

 

たとえば、システムの不具合の監視は、人の業務から人工知能のお仕事に変わり、それも、かかる時間は、数時間→瞬時 へと大幅な効率化が可能になったのコト。。。

また、コールセンターでも、音声認識AIが業務の一部を代用。社員19万人の約5%の業務(→9,500人?)が失われたのだそうです。

 

『人工知能やロボットによる代替可能性が”高い”、あるいは”低い” 「職業100種」 』というリストが

ウチの事務所には、なぜか でーんと?貼り出してあるのですが、

静かなる脅威として、私たち(”人類”単位で!?)が普段、意識しておくべき課題といえるかもしれません。

 

新聞記事には、

べつに職は必ずしも失うばかりでなく、新たな職業も生み出されるから、悲観しなくても・・・のようなニュアンスな記述はあるのですが、

・・・要点は、その職業の内容、です。

 

大きく括れば、これから人間たちが求められている職業、それは、AIを ””生育”” する職業

つまり、AIの ”育ての親としての役割” という職業ということに近いのかも。

 

じゃあ、将来 AIがじゅうぶん、育ったあとは・・・???

 

冒頭のような、 「私たちは、操作してるんじゃなくて、操作されているんデス。」という言葉がスンナリ出てしまう日・・・

 

私たち人間は、いつか ”子” に従う、そんな日がきてしまうのでしょうか・・・?

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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