会社の健康(指標)を診てみよう⑥

「会社の健康を診てみよう⑤」では、資金繰りの指標として、「流動比率」について説明しましたね。

今回の「会社の健康を診てみよう⑥」では、資金繰りの指標である、「当座比率」を診てみましょう。

 

会社の健康を診てみよう⑥~貸借対照表から会社の健康状態(資金繰り)を診てみよう②~

 

・当座比率

 

この「当座比率」は下記の計算式で算出します。

 

当座比率(%)= ※当座資産 ÷ 流動負債 × 100

※ 当座資産 = 流動資産 ― 棚卸資産

 

この「当座比率」は流動資産から、現金化に時間のかかる棚卸資産を除いて、より流動負債を確実に返済できるかを示した指標です。そのため、「流動比率」よりもさらに短期の支払能力を計ることができます

 

ちなみに、この「当座比率」は、100%~70%あることが望ましいと言われています。

 

ここでも「流動比率」のときと同じように、当座資産の中身に注意が必要です。

 

当座資産の中身には、売掛債権も含まれますので、売掛債権の中身で不良債権のチェックを行いましょう。

 

 

 

※当ブログ上の情報は記事作成時の法令などに基づいて作成しております。また、税法の改正や個々の事情により掲載の内容と異なる場合があります。当ブログおよびその内容に関し如何なる保証もいたしませんのでご了承ください。

 

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*

お気軽にご相談下さい。
公認会計士・税理士 権田 俊枝

〒373-0853
群馬県太田市浜町3-6
太田商工会議所会館4階

tel.0276-49-5575
fax.0276-49-5576

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*