会社の健康(指標)を診てみよう⑬

昨日は12月とは思えないくらい暖かかったですね。多くのところで夏日になったようです。

ただ、一気に冷え込むようですので、寒暖差が激しく体調を崩しやすいので、体調管理に気を付けていきましょう。

それでは、今日も張り切っていきましょう!

 

「会社の健康を診てみよ⑫」では、長期的な資金繰りの指標として、「債務償還年数」について説明しましたね。

今回の「会社の健康を診てみよう⑬」では、長期的な資金繰りの指標である、「固定長期適合率」を診てみましょう。

 

会社の健康を診てみよう⑬~貸借対照表から会社の健康状態(資金繰り)を診てみよう⑨

 

・固定長期適合率 

 

「固定長期適合率」は「固定比率」の基準を少し緩めた指標です。

 

多額の設備投資をする場合、自己資本では賄いきれない部分については、金融機関等から長期の借入れを行います。そのような場合、固定比率を100%以下にするのは難しいくなるケースが多くなります。。

そこで、長期間にわたって返済する長期借入金などの「固定負債」を分母に含めて計算するため、「固定長期適合率」は「固定比率」の基準を少し緩めた指標となります。

 

「固定長期適合率」は下記の計算式で算出します。

 

固定長期適合率(%)= 固定資産※ ÷ ( 固定負債 + 自己資本 ) × 100

 

※固定資産は、機械や車両、土地などの有形固定資産だけでなく、商標権などの無形固定資産も含まれます。

 

「固定比率」同様に、「固定長期適合率」も100%以下が望ましいといわれています。

 

 

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