貸借対照表上の資産や負債の中身の定期点検をしよう

●貸借対照表上の資産と負債の中身の定期点検をしよう

 

皆さんは会社の貸借対照表上に記載されている各科目の中身はわかりますか?

 

貸借対照表上には「現金」や「当座預金」「商品」「器具・備品」「前払費用」などの資産の部の勘定科目や「買掛金」などの負債の部の勘定科目、純資産の部の勘定科目が記載されていますね。

法人の場合、「勘定科目内訳明細書」にその内訳がある程度記載されているのですが、金額が少額等の理由でおまとめされてているものもあったりします。また、「勘定科目内訳明細書」に記載のない勘定科目もあったりするため「この科目の内訳は何だろう?」ということがないでしょうか?

 

そのようなことが無いように、年に最低1回、決算の時などで貸借対照表上の資産や負債の確認するようにしましょう

現金や預金、売掛金、棚卸資産などは実際の残高と照合(確認)するかと思いますが、それ以外の勘定科目(前払費用や固定資産、投資その他の資産など)も見ておきましょう。

もし今貸借対照表を見て、「この勘定科目の内訳は何だろう?」と思った方は、過去の「総勘定元帳」などから確認をしてみましょう。

 

特に、事業承継で後継者に会社にはどのような資産や負債などがあるのかをしっかり伝え、不明瞭なことがないようにすることも大事な事業承継作業の1つになりますよ

 

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