将来の経営は、”同時啐啄”の「リカレント教育」で・・・?

いま、生まれた子どもたちの成人後の職業の大半は、今はまだ存在しない 新しい職業に就いている ― という話もたくさん 聞くようになりました。

 

いま、ある職業につくのではなく、仕事そのものをクリエイティブする時代になるのですね。。

 

AIが半分以上のお仕事をこなしてしまう、近い未来が確実に来るのですから、ごく普通のこととして認識されるかもしれません。

 

 

では、私たち 現役世代のこれからの働き方は・・・?

という問いに対し、

ひとつの有力な予測として 「AIが仕事を奪う」という考えもある一方、AI社会では、 「これまでの仕事との向き合い方が変わる あるいは質が変わる」、という考えも自然で有力だと考えられます。

 

では、より具体的にどう、質や向き合い方を変えていくのか ということですが、

 

日経新聞の「経済教室」に、 ”スキル「斜め展開」” (柳川範之教授)の提唱 が挙げられていました。

 

私たちは、ひとつの職業に就くと、そのフィールドにおいては プロ的になりますが、それ以外の分野だと

いきなり なーんにも知らない素人 になってしまいます。

 

それは、ごく自然なことですが、

”斜め展開”では、自分のコアとなる専門分野を生かしつつ、新たな知識や技能を習得することによって、活躍の場を広げる取組みです。

 

そして、自分の”働き”を環境変化に適時に適応させていき、うまく能力を発揮できる、結果として、経済全体の生産性を向上させる構想です。

 

いま、新聞などを開くと、大学などの教育機関で「社会人」の入学や履修を目的とした「リカレント教育」の広告が盛んですね~(^^)/。

 

 少子化の影響のありますが、もう一度、学び直したい あるいは、今とは違う自分の可能性を見つけてみたい、とか違う専門知識を学んで、仕事に活かす・・・など、向上心のある、大人たちへの応援機関がたくさんあります。

 

 

もちろん、個人の” 学びたい” and 企業側の”学んでもらいたい” ・・・の”同時啐啄”であることが条件、ですね。。。

 

 

記事の「経済教室」では、そうした取り組みを企業が主体的に行っていくことも必要といっていますが、

過去の経営の固定概念とは大きく異なるだけに 導入にはちょっと時間がかかるかもしれませんが、中長期的な視点からみたとき とっても大切な取り組みだと思います。

 

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