”晩節を汚す”事態を脳科学的に考えると・・?

晩節を汚す・・・

この言葉をはじめて聞いたのは、(当時の)盛和塾での学びのとき。

『晩節を汚す人が多すぎます!』という言葉は、稲盛和夫氏のCDや機関紙で何度も聞いたり、目にしてきました。

晩節を汚す、とは、人生の終盤になって(人生の総決算期?)

これまで築いた名誉や社会的地位などを不祥事やスキャンダルなどで(いっぺんに)失ってしまうこと。

 

(塾長のことばで)例えるなら、

人間がぴょんとその場でジャンプしてもすぐに重力で地に足をついてしまう。。

それと同じで

不断の努力や謙虚さがないと、高みにいる人生であっても、あっという間に(油断で)地に落ちてしまうようなもの。。。

 

なるほど、うーーん、常に謙虚に努力か・・・・(厳しい教えだなぁ)

と唖然とした時もありましたが、

 

今でも変わらず、

名経営者と言われて 大きな名誉を手に入れた方々の

このような事例は 減ることがありません。

まるで、 ”晩節を汚す”マンホール にすっぽりときれいにはまって落ちてしまうに。

 

どうしてこのような事態に陥るのか?

その原因は、強い責任感と自分への使命感 では、と考えます。

上場していれば、自社の価値である株価や業績の向上など

これらを常に常に成長ポジションに置いておかなければいけない。

それが自分の使命だと考える。

それには、苦しくても頑張る!が原則。

しかし、脳科学的にみれば 脳が”闘う”状態(FFモード)にあるとき、それだけに集中することになり、視野が非常に狭くなってしまう。。。

(それはその人自身だけではなく、トップに従う部下たちも同様に視野が狭くなりうる)

 

いわゆる”メタ思考”ができなくなってしまう、らしいのです。

 

脳のはたらきが原因だから、と単純にはいえないですが、

自分自身を冷静に 客観的に 見る姿勢って、ホントに必要なんだなとつくづく思います。

 

さらに、苦しくても頑張る!!モードが続いてしまうと、脳の組織も破壊されてしまう、とか。

お?自分の脳、大丈夫か?と立ち止まるのも”メタ思考”のひとつですね。