”説得”より”啐啄”を大事にしています^^。

最近の新聞記事でも、また それ以前からも叫ばれていた、AIによる代替業務の危機。

すでに2015年に出されていた、野村総研と英オックスフォード大学との共同研究の「10~20年後に、AIによって自動化できるであろう技術的な可能性」。

そのデータのなかで、AIによる代替可能性の差は、同じ士業でも著しく違っています。

 

その代替率は、弁護士で1.4%、中小企業診断士は0.2% に対し、税理士が92.5%、公認会計士85.9%という差!。

この数値の根拠ってなに?と思ってしまいますが(^_^;)、各士業の業務内容や従事時間などをきっと何らかのかたちで精査して算出しているのでしょうね・・・?

 

主に定型業務を、AIが代替する可能性が一番高いわけですが、

税理士業務の代替可能性が92.5%ということは、会計事務所の業務の92.5%が定型業務、ということになりますが・・・

 

当会計事務所では、業務日誌で、従事内容を時間(15分~1時間単位)ごとに記録していますが、

定型業務って、実際、少ないです。

典型は、決算業務ですが、これも全体の3割程度です。

 

んじゃー、残りの7割は何やってるの? ということですが、研修などを受講時間を除くと、

関与先の経営者や経理担当者との対話がほとんどです。

 

経理担当者との対話では、もちろん、月次決算の数値チェックにおけるやりとりがメインですが、

社長さんとは、結果→原因の追究 だけでなく、今後の対策や展望、(対処だけでなく)解決の方向性などの会話も多くします。

 

 新聞記事には、代替可能性の低い、中小企業診断士について、「経営者を説得する能力などが重要で、代替可能性は低い。」としていますが、

 

私たちの事務所の場合では、”説得”よりも、むしろ”啐啄(そったく)”を大事にしています^^。

 

啐啄同時。

かといって、関係の上下もなく、ただ、純粋なきもちで。。。

 

このタイミングも待ちつつ、いざという時に、経営者にとってお役に立てる存在であるべく、自分たちに磨きをかけていこうと日々、奮闘しています。

 

 

孵化を見守る親鳥(うずら)

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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