「まえあじ」「なかあじ」「あとあじ」に気をつけよ^^

たべもののおいしさの表現に、「さきあじ」「なかあじ」「あとあじ」があると聞いたことがあります。

 

食べたときに感じる”おいしさ”は、まさに誰でも味わいたい”プラスの感情”。

 

その感情の起こるタイミングをまさに時系列で表現していて面白いですね。

 

「先味」は、食べる前の味わいの予測感情。

メディアや口コミなどの情報から、「あぁ、食べたいなぁ」と思う感情。

 

「中味」はまさに今、食べているときの感情。

 

そして、「後味」は、あ~おいしかった。また、食べたいなぁ、と食べた後に感じる感情です。

 

この三段階の味わい感情を、時系列に曲線で捉えるならば、

「先味」でぐぐっと高まった感情が「中味」でも維持されていて、

「後味」も「先味」と同じくらいの”口福”感が残っていれば理想です。

 

けれど、口コミ評価やテレビの取材では絶賛されていて、

すごーーく楽しみにして食べに行ったのだけれど、

実際食べてみたらそれほどでは・・・・・・((+_+))となってしまうのは残念なことですね。

 

「名物にうまいものなし」ということばは、

「先味」がどうしても先行してしまうからなのでしょうか?

 

どうしても非日常下での”味わい”には、誰でも、憧れの念を抱いてしまいますからね。

あとで、ゲンナリ・・・は、飲食を提供する側としてもつらい。。

 

また、飲食に限らず その他の業種でも、

 

自社の

「まえあじ」

「なかあじ」

「あとあじ」

はO.Kか?と

客観的に、冷静に、自社のあり方を見つめてみるのは大事ではないでしょうか?

 

埋もれた存在で、そして、相手方にとっては必要悪という理由で、

ちょぼちょぼマンネリビジネスを繰り返すのだけはダメ!と強く思います。

 

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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