経営力量のテストに、「夜泣きうどん」が推奨されるワケ。

食欲の秋、到来~♪ ということで、週末には、ちょっとお外でおいしいものをと思う季節ですね~。

 

そんな飲食店に対して、「テンポドック」という経営支援サービスを、中古厨房機器を販売するテンポスバスターが始めたそうなのです。

月額で契約料を支払うことで、飲食店の経営者に対し、店舗運営上でのあらゆる悩みの相談に応じてくれます。

 

接客や料理の質、衛生状況などを抜き打ちでチェックし、経営状況の分析やメニュー内容の改善や内装の変更や集客のヒントなどを提案してくれ、求人サイトも展開しているようです。

 

・・・飲食店のお手軽なコンサル、ありそうで、実はなかなかなかったサービスかもしれません。

 

 

あらゆる経営体?!のなかで、最も 経営の難易度が高いのが、飲食店だと 私は思います。

 

それはまるで、経営の成功に必要な要素がぎゅっと凝縮されているように感じるからです。

 

それは、経営の成功に必要な要素は、大きく区分すると「商品力」「営業力」「管理力」の3要素ですが、

 

これらの要素をバランスよく操縦する経営感覚と、そして同時に、個性が突き抜けたような、”効いてるエッジ感”みたいな感覚も必要です。

 

教科書どおりだけではダメなのに、経営の基礎は一通り押さえておかないといけない、ビミョーな業種の典型、それが飲食店です。

 

 

 

・・・「夜泣きうどん」の経営のたとえがあります。

 

かつて、京セラが役員を登用するとき、”商いの原点”を分かっているか否かの指標として、「夜泣きうどん」の経営を考案した、という逸話がありました。

 

手元金を渡されて、自分たちで実際にうどんの屋台を経営してみて、最も儲かった者が役員として合格をもらう。。。

 

そうか、ベーシックな経営の力量をテストされるのは、やはり、飲食店なのですね。

めちゃくちゃ適確なアイデアなんなぁ、、と気づきました。

(理論的には、ですが・・・。

本当に実践させたら、まず、役員候補のご本人が”夜泣き”、でしょうから。。。)

 

 当時、この話を聞いたときは、私自身も うーん(^_^;)、コワっと感じていましたが、今では、

「ビジネスモデルキャンバス」をまず描いて 構想を練って、ワクワクする夜泣きうどん屋台を考案できるかもしれないな~、なんて勝手に思い込んでます。

 

 屋台のお好み焼きと女の子

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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