”2人社長”の共同経営の成功のポイントは・・・

 今日も天候は曇り気味で、梅雨入りしましたね!

キャンディポップのようなコロンとした紫陽花の鮮やかな色彩が目につく季節になりました。

雨は外出時は不便ですが、強い日差しはないので体力的にはちょっと助かります^^。

 

 

最近、新聞でも取り上げられていたように、2人体制の共同経営をする会社が少数ではあるのですが結構あって、私の身近にも関与先にもあります。

スピード経営が求められる時代、1人の優秀な社長が単独で引っ張っていくのは、正直しんどいものがありますよね。

人は誰でも得手不得手があり、万能ではないですので、共同経営者が違った強みを持っていると、たしかに心強いですね!

 といっても、中小企業では、共同経営の場合、兄弟で、というパターンが最多ですが。

 

たしか、 会社の経営は「二頭政治」を避けること が大事と教えられました。

部下は、どちらのトップの指示に従ったらよいのか、混乱してしまうからです。

トップの2人が対立状態になったら、どちらかが退くか 別れるしかありませんよね。。。

 

ツートップがうまく機能する条件のひとつに、

「各自の得意分野が異なること」とよくいわれます。

たとえば兄が金融機関勤めだったのに対し、弟が技術職など、前職の過去の活躍の場や経験の違いがあると確かにいいと思います。

ただ、 ”根本的な気質” が似ていたりすると・・・

いざ、共同経営の際に「対立」という事態にもなりかねません。

 

なので、お二人の 気質の違い(あるいは、相似)をチェックしてみるのもよいかもしれません。

 

たとえば、経営の場はコミュニケーションがとても重要なので、 ”タイプ分け”診断をしてみるとよいですね。

人には4つの血液型があるように、人間関係のコミュニケーションの取り方にも、タイプがあるのだそうです。

 

タイプの特徴は4つあり、

①コントローラー気質

②プロモーターの気質

③サポーターの気質

④アナライザーの気質

です。

 

もし、2人がともに①だと、ちょっと気をつけなければいけないと思います。

コントローラーの特徴は、自分の思ったとおりに物事を進めることを好み、他者からの指示・命令を嫌うタイプとなるため、より、両者間でのコミュニケーションが大切になります。

 

こういったケースの場合(まぁ、経営者はコントローラーの特徴があることが多いのですが)、米国で採用されているような、CEO(最高経営責任者)とCOO(社長兼最高執行責任者)の共同経営体制がよいかもしれません。。。

 

 また、両者が異なるタイプでしたら、キャリアの経験値は別として、お互いの本来の強みを分かち合えるかもしれませんね(^^)/。

 

※ちなみに、タイプ分け診断は、当事務所でもチェックできますよ~。お気軽にお声かけください^^。

 

 

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
公認会計士・税理士 権田 俊枝

〒373-0853
群馬県太田市浜町3-6
太田商工会議所会館4階

tel.0276-49-5575
fax.0276-49-5576
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*