「ジョブ」を見つけて新しい価値を生む”業種変更”??

モノやサービスを消費する(買う)ということは、消費者が目的に応じて企業の商品・サービスを

「雇う」という考え方が 特徴の 「ジョブ理論」

 

それは、従来型のマーケティングとは異なり、

顧客の性別や年齢層、所得、居住地域等の「属性」を調査するのではなく、

顧客の課題を解決することに主眼を置いて新しい価値を生み出すマーケティング法です

 

顧客の課題を知るためには、顧客(の心理)をよく観察することが必要ですね!

 

 

 

将来の顧客の課題を解決するかもしれない手法として、

 

ボルボ社が、 「サブスクリプション」というかたちのサービスを開始しました。

 

サブスクリプションとは、車を購入せず、毎月一定額を払えば自動車や関連サービスを利用でき、

また、数年後に新しいモデルにも乗り換えられるサービスです。

 

これまで、販売店から購入し、”所有”するというビジネスモデルが一般的でした。

 

そのモデルを破った理由は、

直接顧客と抱えることで、将来的にEVや自動運転車が普及したときに、包括的なサービスを展開できるようになる、から。

 

従来のように、「作る」と「売る」を分離しなくなっていく背景には、上記のような

お客の「ジョブ」を、もっと身近に”観察”したいから、

なのではないでしょうか?

 

売る人に任せすぎない。

 

「モノ」を得るメーカーから、サービス業へ。

 

顧客の「ジョブ」を知るためには、どんな業種であっても、

「ジョブ」を”観察”できるところに身をおく努力をすることが必要ということなのでしょうね。

 

「「業種自体」」すら 変えていく。

そんな姿が、今後、企業経営の舞台でさかんになってくると思います。

 

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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